アラ・ハバキの「道の奥」廻り

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zoom RSS 長木川へ、塚ノ下遺跡出土の土偶

<<   作成日時 : 2018/06/24 11:27   >>

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 現在、国宝に指定されている“縄文土偶“は、風張T遺跡の「合掌土偶」をはじめ5点にのぼる。

 大館市内にも、両眼にアスファルトが埋め込まれた特徴的な風貌をもつ土偶が「塚ノ下遺跡」から出土し、秋田県指定文化財となっている。

 塚ノ下遺跡出土の土偶は縄文時代の後期(紀元前2000)の土器とともに発見されたもので、前1500年前とされる合掌土偶の時代にちかく、土偶の大きさ(身長24.0p、肩幅12.5p、胴部の厚さ1.8p)は合掌土偶(高さ19.8cm、幅14.2cm、奥行き15.2cm)と似たようなものだ。

 遺跡のある大茂内(おおしげない)は米代川との合流点から10kmほど遡った長木川流域にあり、大茂内川と小茂内川が東西を画して長木川に流れこんでいる。


<塚ノ下遺跡周辺図と出土した土偶図/報告書から>
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 第1次発掘ではアスファルトの付着した石鏃が1点、両眼にアスファルトが埋め込まれた土偶は第2次発掘時に出土した。ほかに多くの石製品が出土していて、

―他の遺跡とちがって、きわだって多いことで注目されるのは掻器と称した(総称した)もの、三脚石器、三角形土製品、円盤状石製品で、一般の集落遺跡ではこんなに多く出土することは少ない。本遺跡の性格を考えるうえで重要であろう。石鏃でも小形で美しいものが多いのも注目される。―

と報告書に記してある。祭祀に関係しているということなのだろうか?


 大館市内から小坂町をへて十和田湖にむかう「樹海ライン」と称される県道2号の左に樹海ドームの円形屋根や郊外店舗がならぶ道をいくと、大茂内川を越えた辺りから山がせまってくる風景にかわった。

 ゆるやかな曲りの左に旧小坂鉄道の鉄路がちかい。

 残っている踏切にたつと南に「大」文字がみえる。
 鉄路に接して墓地があるところの先が遺跡となっているようなので、県道2号を歩いていった。土偶の出土した第2次発掘場所はふたつの用水路のあいだに位置すると報告書に図示している。

 一つ目は墓地のそばにあり、二本目は民家をすぎてジャガイモの紫の花が咲いていた小さな畑地のすぐさきにあった。鉄路がすぐに並んでいた。県道2号の南には一段下がった形で水田が広がり、その先に長木川が西に流れている。


<踏切跡から>
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<旧鉄路と遺跡>
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